分裂勘違い君劇場ANNEX

分裂勘違い君劇場に掲載した記事の続き、付録、脚注、補足などの置き場所です。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている - 正誤表

Web版、書籍版を問わず、間違い等を見つけられた方は、twitterで @fromdusktildawn 宛に、ダイレクトメッセージでお知らせいただけると、大変助かります。
よろしくお願いいたします!



以下、これまでに見つかった間違いを列挙します。

書籍版の第一版の巻末の出典一覧につけられた日本語のコメント

紙の書籍版の第一版の巻末の参考文献一覧につけられた日本語のコメントは、以下の3つの理由により、第二刷以降では、全て取り除かれる予定になっている。
(1)この日本語のコメント部分は、著者が書いたものではない。
(2)著者確認工程において、著者がその部分を確認するのを失念していた。
(3)誤解や間違いが含まれている。
この問題は、本来なら、著者校正の段階で、著者が見つけ出して、著者の責任で、取り除かなければならないものであった。しかし、そこに問題のあるコメントが書き加えられているということに著者が気づかず、そのまま出版されてしまうという事故が起きてしまった。全ては著者の責任である。この場を借りて、お詫びしたい。


P38-P41のエイモス・トベルスキーのホットハンド研究

この部分は、以下の3つの理由により、第二刷以降では、「自分の思考の錯覚を自覚できないという思考の錯覚」の説明で置き換えてあります。
(1)「運を実力と錯覚するという思考の錯覚」と「ホットハンド」は、直接関係ない。この説明をするのに、ホットハンドの話を持ち出す必然性がなく、ピントがズレている。
(2)「運を実力と錯覚する」という思考の錯覚を自覚できない理由として、そもそも「自分の思考の錯覚を自覚できないという思考の錯覚」があるのだ、ということを、ここで説明しておくべき。
(3)ホットハンドについては、エイモス・トベルスキーの元の主張が強すぎた。人々がホットハンドについて、思考の錯覚を起こしていることは、ほぼ間違いないだろう。つまり、人々の認識と、実際に起っていることの間には、乖離がある。しかしながら、トベルスキーのように「ホットハンド効果は、完全にゼロだ」とまで言ってしまうのは、言い過ぎである。実際、その後の研究で、ホットハンド効果が完全にゼロとまでは言い切れないという結果が出ている。わかりやすく言うと、人々は10くらいのホットハンド効果があると信じているが、実際には2ぐらいしか効果がない、とかいうのが、実際のところだろう。